まぶたを上げるのは「眼瞼挙筋」(がんけんきょきん)という筋肉の収縮で行われます。
眼瞼挙筋はまぶたの奥にあり、途中から薄い膜状の「腱膜」になり、まぶたの先端のやや硬い「瞼板」に結合します。
眼瞼挙筋が収縮すると、腱膜・瞼板が引っ張られてまぶたが上がります。
腱膜の後ろには「ミュラー筋」という筋肉があり、これもまぶたを上げる大切な役割をしています。
眼瞼挙筋は意志とは関係なく収縮し疲れにくい「遅筋」と意志によって収縮し疲れやすい「速筋」という2種類の筋肉で出来ています。
眼瞼挙筋の動きは「動眼神経」という神経にコントロールされています。
まず「目をあけろ」と脳に指令を出されると「動眼神経」は「速筋」を収縮させ、目をあけさせます。
速筋が収縮されると、「ミュラー筋」のセンサーが働きもう一度「動眼神経」に刺激を与えます。
「ミュラー筋」から伝達を受けた「動眼神経」は、今度は「遅筋」に伝達をし、「遅筋」収縮されてまぶたが上がった状態が維持されます。
「速筋」はまぶたを上げるきっかけ作り。
「遅筋」は目を継続して上げるために使われます。