最近まぶたが上がりにくくなったな。
それは「眼瞼下垂症」(がんけんかすいしょう)かもしれません。
眼瞼下垂症はまぶたが上がらにくくなるものです。
眼瞼下垂症とは「正面から見て、まぶたが黒目の上まで上がらず、垂れ下がっている状態」を呼んでいます。
まぶたがあがりにくくなると、視界を確保する為に、知らず知らずのうちに通常とは違う方法で目を見開くようになってしまいます。
その結果、目の上がへこんだり、二重の位置が変わるなどの美容の面だけでなく、全身の健康状態に悪影響が及ぶことがあるのです。
まぶたは目が覚めれば自然に上がり、眠りについた時・意識的に目を閉じた時・まばたきの時以外は意識しても上がっているものですね。
もちろん、しっかり物も見えている。
しかし、気が付かないうちにまぶたが上がりにくくなっている事があります。
目は開けられるけど、なんだか若い頃と違う。
そんな方は是非読んで見てください。
Posted by banrai | 2008年9月19日 21:03 | パーマリンク
眼瞼下垂症の症状として疑われる変化は次のような事です。
1.目の上がへこむ
2.一重まぶたが二重になったり、三重四重になる
3.まぶたの二重の幅が以前より大きい
4.まゆ全体の位置が上がる
5.額のしわが深くなる
6.瞳孔が大きくなる
7.三白眼になってきた(黒目の下に白目が見える)
そして付随して次のような症状が加わる事があります。
1.肩こり
2.頭痛
3.体が疲れる
4.目の奥が痛む
5.まぶたが重い
6.こめかみが痛む
Posted by banrai | 2008年9月19日 21:02 | パーマリンク
眼瞼下垂症はまぶたの内側の構造が変化し、通常の方法ではまぶたが上がらなくなってしまっています。
しかし、なんとかまぶたを上げようと不自然な形でまぶたをあげる努力を体がします。
そのため、不自然な努力を続けた体に歪みがおこり、肩こりや頭痛・疲れなど様々な症状に悩まされる事になるのです。
このような、努力をすればなんとかまぶたが上がって黒目が見えているような状態を「代償期」と呼んでいます。
代償期とは通常とは違う、代わりの方法でまぶたを上げているという意味です。
代償期には、とりあえず目は開きますし、不自然な努力も無意識のうちに行われるので、自分の眼瞼下垂症に気が付かない事も多くあります。
しかし、この状態は「治療が必要な眼瞼下垂症」なのです。
やがて、いくら努力してもまぶたが上がらなくなる事があります。
ここまでくると「非代償期」と呼ばれます。
Posted by banrai | 2008年9月19日 21:01 | パーマリンク
眼瞼下垂症には「先天性」と「後天性」があります。
☆先天性・・・生まれたときから神経や筋肉の発達が不十分でなる
☆後天性・・・神経・筋肉・腱膜(けんまく)などの後天的な異常
そのうちの「神経」の異常には、脳腫瘍や動脈瘤などの病気が隠れている場合があります。
「筋肉」の異常には、「重症筋無力症」というような自己免疫疾患の一種の病気があります。
そして「腱膜」の異常で起こるものを「腱膜性眼瞼下垂症」とよび、最も多い症例です。
誰でもかかる可能性がありますので、今回は腱膜性眼瞼下垂症を中心に説明したいと思います。
Posted by banrai | 2008年9月19日 21:01 | パーマリンク
まぶたを上げるのは「眼瞼挙筋」(がんけんきょきん)という筋肉の収縮で行われます。
眼瞼挙筋はまぶたの奥にあり、途中から薄い膜状の「腱膜」になり、まぶたの先端のやや硬い「瞼板」に結合します。
眼瞼挙筋が収縮すると、腱膜・瞼板が引っ張られてまぶたが上がります。
腱膜の後ろには「ミュラー筋」という筋肉があり、これもまぶたを上げる大切な役割をしています。
眼瞼挙筋は意志とは関係なく収縮し疲れにくい「遅筋」と意志によって収縮し疲れやすい「速筋」という2種類の筋肉で出来ています。
眼瞼挙筋の動きは「動眼神経」という神経にコントロールされています。
まず「目をあけろ」と脳に指令を出されると「動眼神経」は「速筋」を収縮させ、目をあけさせます。
速筋が収縮されると、「ミュラー筋」のセンサーが働きもう一度「動眼神経」に刺激を与えます。
「ミュラー筋」から伝達を受けた「動眼神経」は、今度は「遅筋」に伝達をし、「遅筋」収縮されてまぶたが上がった状態が維持されます。
「速筋」はまぶたを上げるきっかけ作り。
「遅筋」は目を継続して上げるために使われます。
Posted by banrai | 2008年9月19日 21:00 | パーマリンク
一般にまぶたが下がるのは、外側の皮膚の張りが失われたからだと思われがちです。
目尻のしわや、口元のたるみを気にするように、目元もただハリを失っただけだと思いますよね。
確かに皮膚がたるむ事もあるのですが、まぶたの場合は、主に内側の腱膜の異常で上がらなくなります。
腱膜と瞼板はくっついていますが、強力に結合しているわけではありません。
誰でも年をとると結合が弱まり、腱膜が外れる可能性があるのです。
また、まぶたを頻繁にこすることも、結合を弱めてしまう原因になります。
腱膜が外れると、眼瞼挙筋が収縮しても瞼板が上に引っ張られなくなります。
そこで、まぶたが下がったままの状態になってしまうのです。
このような腱膜性眼瞼下垂症は、両目に起こる事が多いのですが、まれに片方の目だけに起こる事もあります。
Posted by banrai | 2008年9月19日 20:59 | パーマリンク